せせらぎちゃんの、足裏問題。

安曇野「……」
米谷「今度は何があったんや、あずみん
安曇野「せせもアラサーだから、かかとの角質がまじ痛くなって切なくなった。本当にもう、素足で板の間歩けないの」
米谷「あれな、ほんまもう骨かなと一瞬思っちゃうくらいな。まぁ、足の裏を見て悟るんやけども」
皋「えっ、風呂上がりにクリーム塗りたくっとけばなんとかなるんじゃないの!?」
朝霞「もうすでに角質になってたら意味無しなんだよ、皋」
美稲「普段からお手入れしておけばええのに」
安曇野「美稲くんはね、もう全身お肌つるつるよね」
美稲「二十歳過ぎたら、全て成長が老化になるんやでと姉からきつく言い聞かせられてきておりますので」
皋「え、それで、どうするの。足裏」
安曇野「なんかヒビ、アカギレの薬塗っといたら痛くなくなったけど、これからまた痛くなるパターンよね」
米谷「せやな。一回、古い皮膚をはがさんとな」
安曇野「またそんな怖いこと言って‼」
皋「せせらぎちゃんは、歯を抜いたばかりなんだよ‼」
美稲「皮膚科行けばええやん」
安曇野「そんな超絶やばいほどの角質ではなくてよ」
朝霞「歩くの痛かったら、それはもう生活に支障が出ているのでは」
米谷「はがすんや、皮膚を‼ ぺろりんとむけるで!?」
安曇野「いやぁ、怖いっ‼」
以下、読了。