果枝つんとせせらぎちゃん、女になる。

安曇野「ふふふ」
皋「ご機嫌だね、せせらぎちゃん‼」
安曇野「そうなの。昨日、コンソメ作ったあとで、お酒とあての番組が始まってね」
米谷「えっ、あずみんコンソメから作るの!?」
朝霞「美稲はコンソメからだよな」
美稲「うん」
皋「違うよ。前の番組でコンソメ作ってたんでしょ。ね、せせらぎちゃん」
安曇野「そうよ」
米谷「なんや、びっくりした。あずみん、インドア派やから、家でひたすらコンソメでも作ってはるんかと思ってな」
安曇野「せせは、電子レンジで料理を作るのよ」
米谷「えっ、そっちが気になるんやけど‼」
皋「電子レンジは、命だよ‼」
朝霞「そうだ、そうだ‼」
美稲「うわぁ…」
安曇野「皆が皆、一からコンソメを作るわけではなくてよ。美稲くん」
美稲「そうでしょうとも」
米谷「で、お酒とあての番組がどうしたって?」
安曇野「なんかね、京都で超絶有名な料理研究家いるでしょ。それで、お酒好きのゲストを招いて一杯やろうぜ☆ ってな番組で」
朝霞「そして、美稲にあてを作らせようと?」
皋「材料は買ってきてあげるよ、美稲‼」
美稲「作らせる気ぃやな!?」
安曇野「まぁ、それはおりこみずみとして、あてもおいしそうではあったのだけれど、せせがガン見していたのは、料理研究家のお手伝いをしている男性アナウンサーだったわ」
美稲「……。あずみん、最近、男に興味湧いてきはったみたいやなぁ…」遠い目。
米谷「えっ、何か期待してはるんか、美稲くん」
朝霞「ないない」
美稲「いや、解ってるって」
皋「男同士の会話が、なんだか不穏だよ。せせらぎちゃん‼」
安曇野「違うのよ。果枝つんもせせも、正直、中高くらいには、男性アイドルにきゃあきゃあ言ってる女子の気持ちが解らなかったの。ね、果枝つん」
皋「でも、二十代半ばくらいから解るようになったよ☆」
美稲「嫌やぁ、安曇野さんと皋が女になってきてはる‼」さめざめ。
朝霞「美稲もそろそろ、男になりな?」
米谷「えっ」照れる。
以下、読了。

四十万さんは、萌えキャラだったのか。