みぽりん、まさかの復学か。

米谷「大変だ!!」
安曇野「どうしたの、そんなに血相変えて」
米谷「み、みぽりんが…」
美稲「あ、ついに米谷さんの妹さんもお嫁さんに?」心なしか、嬉しそう。
皋「で、みぽりんがどうしたの? 米谷さん」
米谷「みぽりんが、医学部に戻るらしい…」
朝霞「え、みぽりんって大学辞めたんじゃなくて、休学だったんですね」
米谷「え、うん。みぽりんが大学の事務に退学届持っていったらしいんですけど、事務のほうで『この子、病院の跡取りかもしれないから、親御さんに確認しておこう』ってなって。それで、まあ、自分のほうは会社辞めさせられて、受験勉強の日々で、医学部入ってって感じなんやけど、みぽりんのほうはどうにか両親が説得して、退学ではなくて休学にしようとなって」
皋「え、うちの大学、休学してても学費とるよ?」
安曇野「お金持ちだなあ、家が病院の人は」
朝霞「いや、単純に考えて、米谷さんが医学部合格できるかも怪しかったから保険かけておいただけだろう」
米谷「ちょっと待って、医学部合格できるかどうか解らないのに、オレ、会社辞めさせられたの?」
安曇野「いや、まあ、そこはそうでしょうよ」
皋「最悪、米谷さんは家の病院の医療事務にでもされてたんじゃない?」
米谷「医療事務…」
美稲「大丈夫、役には立ってますよ?」
米谷「ま、まあ…。期待されてたのは、ちょっと違うってだけか…」目が泳いでいる。
皋「でも、みぽりん、解剖が苦手でしょう?」
安曇野「どうするの?」
米谷「うん。前橋教授に、相談しに行こう」
安曇野「前橋さん的に、もうとらうまよ。きっと」
米谷「前橋教授は、イケメンだから、そんな細かいこと気にしない」
朝霞「うん、まあ、イケメンだけどさ」
以下、読了。

鬼灯の冷徹(13) (モーニング KC)

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