ピンクの、服は。

米谷「ピンクの服、春らしくてええなぁ」ほっこり。
安曇野「ピンクの服は、私の意思が働いて着ているわけではないのよ‼」宣言。
美稲「えっ、えぇ…!? 誰かに着せられてはるん!?」
皋「解る、解るよ‼ せせらぎちゃん‼ 私も、女の子らしい服を誰かに着せられているもの‼」
朝霞「皋は、あずみんにだろ」
皋「それもあるけれどね、違うのよ‼ 朝霞」
安曇野「っていうか、まぁ、ピークは大学卒業前後くらいだけれどね。本能が、子供を産めと、ピンクの服を着させるのよ」
皋「そんな時代もあったなぁ。だから、医学部卒業して、専業主婦になる女子を責めないでやって。あの子は、すでに二児の母だよ。それだって、彼女にしかできないことなんだから‼」
朝霞「今は、保健所で働いてるって」
米谷「子育てもお金かかるからなぁ」
皋「大体、妊娠出産適齢期と、社会に出る時期がかぶってるのがまずいよね」
安曇野「女医の三割が、生涯、未婚って当たり前だろって感じよね」
美稲「……」
朝霞「今、将来の嫁のことを考えていたな。美稲は」
皋「美稲の子供かぁ。美しい子供だろうなぁ〜…」遠い目。
安曇野「美稲くん的には、娘を所望だろうけれど、そういう人に限って息子しか生まれなさそうよね」
美稲「えっ…!?」