神戸でがんばる朝霞。

神戸につきました。
皋「朝霞ぁ〜、来たよぉ〜!!」
※病院。うつろな目をして振り向く朝霞。
皋「てぇい☆」走って、抱きつく。そのまま、後ろに倒れる朝霞。
美稲「押し倒すなて!!」いろんなあれやこれやで、顔、真っ赤☆
安曇野「今の美稲くんの心情を当ててあげましょうか。『朝霞にじゃれる皋、懐かしい!! てか、オレが朝霞に抱きつきたいのに!!』でしょう」
米谷「うう〜ん」唸る。
皋「はっ、朝霞の髪がない!!」
朝霞「いや、髪がないことはないから。これ、髪の毛、短くしただけだから」
美稲「いやや〜、朝霞の坊主なんて、美的センスがどうにかしてはる!!」ご乱心。
米谷「朝霞くん、生きてはったかぁ☆」脱力した笑顔で、朝霞の頭をなでる。
安曇野「おじいちゃんと孫が久々に再会したみたい!!」
米谷「おじいちゃんて!!」
朝霞「なんかそこらへん、空いてるとこに行こう」すっごく小声。
美稲「朝霞がすごく疲れてはる!! 不憫!!」
皋「朝霞、おんぶしてあげようか?」
美稲「手を伸ばさないで!!」涙目。
休憩スペースに着くやいなや、ぶっ倒れる朝霞。
美稲「朝霞、がんばったな!! もう楽になってもええんやで?」
米谷「それ、なんやもう今すぐ死にそうな人に話かける台詞やからな?」
皋「あ、タオルケット発見。かけてあげよう。あれ、朝霞、手首どうしたの?」
安曇野「いくらなんでも研修医の仕事で腕を負傷するようなものってあったかしら?」
朝霞「うん。注射針を大量に折って、それから、いわゆる手技系の仕事は免除してもらえるようになった。で、偉い人の雑用で『医学書、運んで』って言われて重さに耐えきれず手首をひねってくじいた」
美稲「手首、弱ッ!!」
安曇野「しょうがないわよ、くなたんは女の子みたいな握力しかないんだもの」
朝霞「うん、失念してた…。もう点滴やんなくてもいいのかと思って浮かれてた」涙。