くなたんのおうち。

朝霞家。
水鶏「ただいま〜」
柳「おかえりなさい、くぅちゃん☆ あらあら、こんなにお友達がいっぱい!! 京都の大学のときのお友達ね?」
美稲「柳さん、相変わらず、お美しい…」
安曇野「えぇ…? 美稲くん、くなたんだけじゃなくって、くなたんのお母様のことも好きなの?」かなり引いてる。
皋「美稲、せせらぎちゃんに引かれるなんて、相当だよ?」
美稲「う…」
水鶏「寝る」
柳「そうね、仮眠してらっしゃい。母さんがちょっとお相手しててあげるから」
水鶏「うん、解った」
リビング。
柳「あら、あなたは米谷湖水さん!! 『湖水』って、とてもきれいなお名前ですよね。あら? そう言えば、くぅちゃんとは、同じ『水』という感じを使っているのね」
米谷「ああ、フルネームでどうも…」ぺこり。
柳「くぅちゃんたらね、大学の初めての体育で倒れてあなたに医務室まで運んでもらったこと、本当に感謝しているのよ。だから、慕っているのね。きっとあなたもいいお医者様になられるわね」笑顔。
米谷「うう…」号泣。
安曇野「神!!」