消費期限とか賞味期限について語る菅沼くん。

菅沼「信じられない…」
高峰岸「菅沼が肩を震わせている…!!」
前橋「まあ、勝手に冷蔵庫チェックしている時点で非常識だけども」
佐世保「あ、やっぱり、冷凍生八つ橋の皮が欲しかったとか!?」
菅沼「違います!! それは、コンビニで購入する予定ですので、結構です!!」
城「こんな怒ってる菅沼くん、初めて見たかも!!」
高峰岸「いや、心の中では、きっといつも城に怒っているよ…?」
城「そんなわけないじゃん、言いがかりはよしてよ。高峰岸さん!!」
菅沼「僕が信じられないのは、業者側からおいしさを担保されていないものを食う神経ですよ!! 食品業界は日夜、おいしい食べ物をお客様に提供することを使命としているのです!! それなのに、『おいしくない』物を食うと!! とんだ営業妨害ですな!!」
佐世保「うち、貧乏だから…」
菅沼「そういうことを言っているのではないのです!!」
前橋「菅沼くん、いつになく腹を立ててるね。珍しいこともあったもんだ」
城「菅沼くん、果南ちゃんがなんかごめんね〜?」
菅沼「城せんぱいは、僕がなぜこんなにも腹を立てているのかご承知で?」
城「えっ、おいしい食べ物が大好きだから…?」
前橋「それ、大体の人がそうだよね。たまに、まずい食べ物に挑戦するのが楽しみな人もいるけども」
高峰岸「菅沼は神経質な子…。おいしい食べ物、おいしくない食べ物。企業理念…」
菅沼「僕も一人暮らしが長いから主婦の気持ちが多少なりとも理解できますよ」
前橋「大体、経済観念つくのってこれがきっかけだよね☆」
城「スーパーで半額になったお惣菜を買うとか、セールを楽しみにするとか?」
菅沼「うっ、なんどこの盆地の猛暑に買ったばかりのカット野菜を腐らせたことか…」
高峰岸「普通に夕方買ってきたもんが、夜には腐ってますからねえ。早く、冷蔵庫にしまわないと」
菅沼「僕は、どうせすぐ消費するだろうと思って買ってきた値引き品を上手に使い切れないことに、とてつもない罪悪感を持ってしまうのです…」
前橋「ああ、たかをくくって、お得品を無駄にしたあげく、商品としての価値も自分の懐をも寂しくしてしまうことが許せないわけだね?」
菅沼「もう、そんな日は涙が止まりません!!」
高峰岸「菅沼、生きてくの大変だね…」