「受験は、メンタルが9割」。

泣き崩れる高峰岸。
菅沼「あ、高峰岸せんぱいが!!」
城「うっとうしい大人だなあ」
前橋「菅沼くんなら、可愛いのに」
城「高峰岸は、可愛くはありませんからね」
菅沼「高峰岸せんぱい、どうされたのです!?」
高峰岸「この記事を読んでくれ」
菅沼「受験は、メンタルが9割」
高峰岸「オレのメンタルが、メンタルが」
城「お豆腐」
前橋「大丈夫だよ、お豆腐はおいしいよ。褒め言葉だよ」
高峰岸「そんな嘘を平然とつかないでください。確かに、お豆腐はおいしいですが、オレのメンタルは大丈夫ではありません。よって、この場合のお豆腐発言は、決して褒め言葉ではありません」
菅沼「いや、大丈夫ですよ。ものづくりをするような人は、お豆腐のように柔軟な心を持ち合わせているからこそ、素晴らしい発想を思い付くことができるのです。意味あっての心のお豆腐ですよ」
前橋「す、菅沼くんが、何かを悟り始めた…!!」衝撃。
高峰岸「じゃあ、オレは、お豆腐のままでいいのかな?」
菅沼「高峰岸せんぱいと僕の、お豆腐同盟☆」
前橋「そもそも、何故、未だにそんな大学受験の雑誌を読んでいるのか…?」
高峰岸「模試の監督です」
城「お前、せっかく苦労して医師免許取ったんだから、バイトするにしても、医者の仕事にしろよ。なんだ、その一日中、拘束される仕事」
菅沼「医師免許を持っているからといって、医者の仕事に向いているかどうかは別問題なのです」
前橋「まあ、そりゃあ、そうだけど」
高峰岸「オレ、低偏差値の生徒さんにすこぶる評判がいいんですよ。だから、たまに呼ばれる。生きるか死ぬかの低偏差値の子供たちのヒーローです」
菅沼「なんか、目に浮かぶ…!!」
以下、読了。