鬼の、話。

安曇野「くなたん、京極夏彦の『鬼談』って、ぺらい本かな? 書影の感じだと薄そうな気がしたけれど」
朝霞「うーん、厚い本だと、広辞苑くらいあるからな…」
皋「広辞苑‼」
安曇野万城目学の『とっぴんぱらりの風太郎』くらい? 関西の本屋さんって、正直だから、『正直、万城目は前半読むのが面倒くさい。でも、そこからが面白い‼』みたいな、ポップがあったという伝説が…」
皋「うん、じゃあ、京極夏彦の本も、同じこと書いてるよね。その人…」
安曇野「本の内容が、解らん‼」
皋「そう言えば、『やまと尼寺精進日記』で、先祖が鬼の子が出てきたね」
安曇野「格好いいわよね‼」