「探偵小説は、終わらない」。

安曇野「探偵小説は、終わらない」
米谷「どしたん、あずみん?」
安曇野江戸川乱歩どころか、ホームズさんが、エドガー・アラン・ポオの小説に言及しているこの事実‼」
朝霞「まぁ、世界で初めての本格的な探偵小説だからねぇ」
皋「時々、どっちが元ネタか解んなくなるよね、名前」
米谷「そこは、まぁ、モルグ街が最初だからね」
安曇野「モルグ街ってどこ!?」
朝霞「元ネタとか追っていくと、まじで読書が終わらない…」遠い目。
安曇野「『孤島の鬼』原作小説は読んだが、黒岩涙香が待っている‼ なんなら、『思い出のマーニー』の原作小説も‼」
皋「原作の原作の、みたくなってるんだ。へぇ」
安曇野「それはそうと、やっぱり、ホームズとワトスンが、バカップルに見えて仕方ない」
皋「もはや、馬鹿なのか…」
安曇野「ホームズさんが、僕が前、ポオの小説に書いてあったこと君に言って聞かせたことがあったよね。行動から思考を読むやつ。僕はいつもやってるんだよ。その時、ワトスンが、そんなわけないじゃんみたいなこと言うから、僕は阿漕な真似しちゃったんだよ。えぇ、そんなこと僕が言うわけないじゃん‼ いいや、眉を見れば一発さ。みたいなやりとりをば」
皋「バカップルか‼」
朝霞「なんか女子校にいそう…」
米谷「……。バカップルやな…」