靴下の裏、はげる。

皋「去年買った、スニーカー丈の靴下どもが、皆、裏っかわ、はげてる」
米谷「一年、頑張ってくれたから、もうええやん」
皋「穴が開くまでは、頑張りたい気もする」
朝霞「でも、靴下の生地がすり減ったところは、なかなか穴空かないぜ?」
安曇野「そうよねぇ、穴開くのは、大抵、爪のところよ?」
皋「なんかもう、靴下はいていても、素足と変わらないの。汗を吸収してくれないの」哀しい。
米谷「だから、新しいの、買いな?」
皋「あのねぇ、米谷さん‼ スニーカー丈の靴下は、一年の中で夏期限定発売なのよ!? 冬に欲しくても、売ってないの‼ もっと言えば、もはや真夏には売っていない‼」涙目。
朝霞「皋、基本的に、一年中、スキニーパンツだもんな。足首のところがごろごろするから、スニーカー丈の靴下じゃないと、嫌なんだろ」
皋「でも、まだ穴は空いていないのよ!? それなのに、捨てるの!?」
米谷「とりあえず、ストック買っとき‼ はよしないと、なくなるで!?」必死。
皋「真夏に、素足にサンダルは馬鹿者だよ、確かに、靴下が‼」混乱。
安曇野「靴下買うのと、靴下捨てるのは、別の問題なのよ。果枝つん!?」
皋「そうだったのか‼」