傷痕丈、スカート☆

安曇野「春なので、スカートがグリーンになりました☆」
米谷「春やなぁ〜」ほわぁ。
皋「一年中、同じ服着てると、写真見てもこれいつなんだろう? ってなっちゃうよね☆」
安曇野「うん。春感を出すためのグリーン。このヘムラインがちょうど十年前の傷痕丈になってる。天気悪いと痛む」
皋「せせらぎちゃんが生傷隠すためにスカートに7部丈のレギンスはいてたけど、チラ見えして余計傷が目立ってた思い出が‼」
安曇野「黒いレースからチラ見えする赤い生傷ね」
米谷「間違っちゃったんやな…」
朝霞「ところで、君たち、一年中同じ服着て、どうやって体温調節してるんだい?」
米谷「朝霞くんは桜咲いたら、白衣が半袖にならはるもんなぁ〜」ほわぁ。
皋「というか、朝晩はまだ寒いでしょ。桜咲いてすぐは」
朝霞「ケーシーシャツの上に、カーディガン着るから大丈夫」
米谷「朝霞くん、それ、いっつもナースに間違われたはるよな?」
安曇野「カーディガンじゃなくて、診察衣でいいのでは?」
朝霞「それは負けた気がする。そして、洗濯の量が…」
米谷「診察衣の中、半袖のワイシャツでもたいして変わらないのでは?」
皋「ワイシャツは暑いんだよ、米谷さん。ネクタイしろって言われるし」
米谷「それか‼」