「微積、自主開講しよっかな…」。

安曇野「ふぅ、暇だなぁ。微積、自主開講しよっかな…。ちょうどテキストによさげな本が出たみたい」
米谷「えっ、自主開講するもんなん、微積って!?」
皋「米谷さん、数学の時間、泣いてたよね。さめざめと」
朝霞「自主開講するもんだよ、特に数学は。やなせたかし先生も、十代の頃、頑張って一冊やりきったから、学校受かったんだぜと申していた」
安曇野「一緒に、微積やろうぜ‼ やーたん‼ 今なら、記憶が一回ご破算されて、よく理解できるかも‼」
米谷「この数学好きが‼」
皋「ていうか、自然科学の本のメルマガ読んでるんだね。せせらぎちゃん」
安曇野「数学は、いいものだからね‼」
皋「私、自主開講するなら、物理だなぁ〜」
安曇野「物理は解らん‼ 理科三科目受験で、物理センター試験のみだったし‼」
皋「物理‼ 物理、やりたくなってきた〜‼」
朝霞「米谷さんは、何、開講するの？」
米谷「なんだろ。やったことないのがいいな。意外と、商業とか、面白いかもしんない…」
皋「簿記とかやんの？ 会計とか」
米谷「……。うん。朝霞くんは？」
朝霞「ウェールズ語やりたいけど、あんまりテキスト売ってないんだよね☆」
安曇野「ウェールズ語、売ってないわよねぇ。すんごく綺麗な言語らしいけれど」
皋「……。イギリスだっけ…?」
朝霞「うん、そう」
米谷「ウェールズ語、覚えてどうするの…!?」
朝霞「綺麗なんだって」
米谷「うーん…」