「たこ焼き、炊けなかったね」。

皋「たこ焼き、炊けなかったね。せせらぎちゃん」
安曇野「そうね、果枝つん」
米谷「ちょっと待って、たこ焼き、炊くって何!? あれは、焼くもんやろ!?」
安曇野「テレビでたこ焼きの生地を炊飯器につっこんだらたこ焼き炊けると騙されたのよ。せせ、肉じゃがは、炊飯器で作ってるからたこ焼きもいけるのかしらんと大いなる錯誤をしてしまったのよ」
皋「聞いてよ、関西出身のふたり‼ 二回も炊飯したのに、炊けなかったんだよ。むしろ、今、グルテンでおいしいパンが焼けそう‼ もう、普通、炊飯器のふた開けたら幸せな気持ちになるはずなのに、二回も悲しい思いしたんだよ‼」涙目。
朝霞「米谷さんにたこ焼き、焼いてもらえば良かったのに。こんな時のための大阪出身だろ?」
安曇野「そうね、くなたんは神戸の人だから、明石焼きだしね。そして、自分では調理できない」
米谷「こんな時のために、大阪人と友達してたんか!?」
皋「第一、たこ焼き器持ってないからね」
米谷「持っていくよ‼」