「ホルモー、やってないのかなぁ〜」。

安曇野「不浄王と戦っていたと思いきや、天狗の親子が喧嘩して、同時平行で夜は短いから乙女は歩かなくてはならないの。大変ね、京都って」
米谷「なんやいろいろあるんやな、京都は」
朝霞「全部一緒に起きているわけではないから安心して」
皋「そう言えば、せせらぎちゃんが大学一回生のとき、教室で『ホルモー、やってないのかなぁ〜』って言ってて、私が『何それ?』ってのが仲良しになったきっかけだったね‼ ね、せせらぎちゃん‼」
朝霞「万城目学も、十周年だな」
安曇野「せせ、万城目学先生は、きっと全都道府県で、面白おかしい長編小説を書いてくれるのだと信じていたけれど、まだ関西圏だけよね?」
朝霞「次、和歌山かなぁ…?」
安曇野「JRとか近鉄とか、京都駅で乗って寝過ごしたら、和歌山駅まで繋がっているのよ。恐ろしいわよね」
皋「それ、電車の中だけで、何か事件起きて解決できるよね」
米谷「もはや十津川警部やな」