猫草、500円増し。

高峰岸「教授、聞いてくれませんか」
前橋「どうしたの、高峰岸くん。そんなしょんぼりして。夫婦喧嘩でもした?」
高峰岸「いえ、夫婦間に問題は無いのです」
城「つまんねえ話するなよな、高峰岸のくせに」
高峰岸「うるせえ、城‼ ちょっと黙ってろ‼」
前橋「で、何かあったの?」
高峰岸「密林にて710円の猫草が、届いてみたら210円と印字されてあったのです」うつむき、ひたいをてのひらでぱしんと叩く。
佐世保「500円もぼられてるじゃあないですか。しかも、草‼」
前橋「まぁ、その500円は猫に対する愛情だと思えばね…」遠い目。
城「つうか、高峰岸、その猫に襲われてるだろ。なのに、草買ってやったの?」
高峰岸「だって、あいつ、変なもん食うんだもん‼ お腹痛くしちゃうでしょ!?」
佐世保「ですねぇ。でも、今、猫草育つかな?」
高峰岸「まぁ、問題はそこだけれども」
前橋「育つといいね、草‼」
高峰岸「はい」