ヤーリッシュ・ヘルクスハイマー反応と、洗濯かご。

高峰岸「アミラーゼ」
佐世保「前頭野」
前橋「ヤーリッシュ・ヘルクスハイマー反応」
城「右脳」
安曇野「しりとりですか?」
前橋「ああ、安曇野さん。どうしたんだい。また天性のドジっ子っぷりを発揮したのかい」
安曇野「そのとおりです。洗濯かごが」
高峰岸「せ、洗濯かごが?」
安曇野「溶けました」

佐世保「ああ、最近、めっきり寒くなってきましたものね。洗濯かごも溶ける時季ですよ。どうかお気になさらず」
安曇野「そうか、そういう季節よね」
高峰岸「そういう季節で片付けるか」
安曇野「思わず、うっそんと呟いてしまったけれど、なかなか前衛的で現代アートじみているわよね。それはもう、殺せんせーの触手のよう」
高峰岸「え、う、うーん…」
佐世保「あ、前橋先生。ヤーリッシュ・ヘルクスハイマー反応でなくて、語尾がリアクションならば私の勝ちでしたのに」
前橋「だから、反応と返したのさ」
城「……。聞いたことはあるのですが、何でしたっけ。それ」
高峰岸「お前、忘れるなよ…」
城「だって、ご遺体ばっかりみてるし」
高峰岸「う、うん。まあね」