七夕が、ほのりを知らない訳。

七夕「で、なんで、七夕はほのりに会わせてもらえないわけ?」
菜苗「私がほのほのと仲良くなってね、もうすぐ姪が一歳の誕生日なのよとかいう話をして」
栄「菜苗と七夕では、12歳、歳が離れている。だから、君たちが一緒に過ごせる時間というのは、本当にあっという間だよ。私とは学校で会えるから、放課後や休日はその子のために時間を使ってあげてねと」
七夕「ほ、ほのり!! めっちゃいいやつじゃないか!!」歓喜の涙。
栄「そうやろ。うちの母親、ほのりんのこと大好きやからなあ」
菜苗「そりゃあ、気に入るわよ。ほのほのだもの!!」
栄「そんなほのりんは、菜苗とずっと一緒にいたいからという理由だけで、医学部を目指してます」
七夕「こいびと、こいびとなのか、菜苗!?」
菜苗「好きな人と同じ大学だなんて、素敵よねえ」うわのそら。
栄「がんばれ、菜苗!!」
七夕「がんばれ、菜苗!!」
菜苗「がんばる、私!!」