神谷ほのりは、偉大。

七夕「で、その、ほのほのだか、ほのりんだかはどんな子なんだ?」
菜苗「見た目、男子。年々、美しくなっていくのよ、すごいわよね!!」テンション上がる。
栄「うん、ふっつうに、男子やな。通常、男子の制服やし」
七夕「通常じゃない時って、何?」
栄「実は、ほのりんは理系の勉強が全国でもトップクラスでな。一緒に、数学オリンピック出たりしてる」
七夕「ええ、すごい!!」テンション上がる。
栄「まあ、学校的には、女子は女子の制服着て大会に出てほしいよな。女子だけの数学オリンピックで、男子の制服着てはったらなんやもうややこしいし」
七夕「へえ、天才と変態って、まじ紙一重だよな」
栄「うん、ほのりんはどっちかよう解らへんけどな」
菜苗「でも、栄くんは数学だけだけど、ほのほのは他のなんとかオリンピックでにも出ずっぱりなのよ」
七夕「へんたいだな!!」素直な感想。
栄「僕もそう思う」まじ。
菜苗「ほのほのはねえ、美貌に理系の才能もいいけれど、名前がいいわよね」
七夕「名前、なんてんだ?」
栄「神谷ほのり。神さまの谷と書いて、『かみや』でも『かみたに』でもなく、『こんたに』!!」
菜苗「下の名前もいいわ。大昔のおばあちゃんみたいななんだかよく解らない名前!! ほのほのっぽい!!」
七夕「褒めてるのか、それは?」