2014-07-11 繊細な感じの、うっかりさん。 創作 美稲「ていうか、『繊細な感じのうっかりさん』って何…?」 皋「せせらぎちゃん、入学式の次の日に高校の制服着て来なかったっけ?」 安曇野「着て行ったわ。憂鬱な春だもの。うっかりしていたのね。そもそも高校の制服なんて必要ないのに、実家から持ってきてしまったし、クローゼットの中でスーツの隣に制服をかけてしまったのが間違いなのね。だって、そこは朝着る服の場所なのよ」 米谷「案外、ぼんやりしてはんねんやなぁ。安曇野さん」 皋「まぁ、高校卒業したてだからね。間違えても仕方ないよ」 美稲「え、ええ~…?」