副腎リスペクト、菅沼くん。

菅沼「いやあ、副腎ってすごいですよね!!」
城「何を今更」
前橋「ここは法医学教室だし、毎日ひとつずつ臓器を取り上げてはリスペクトしていこうという菅沼くん独自の取り組みらしい」
高峰岸「まあ、腎臓の働きなら、高校生物でも習うけど、副腎ってなんだよとは思われがちですよね」
城「福神漬? お昼御飯は、カレーにしようかなって?」
前橋「ああ、言ったな!!」
城「ああ、思わず、口をついて出てしまった…」
高峰岸「お前、医学部の教授のおじさんと同じレベルだからな、それ」
城「私、おじさんじゃないよ…」涙。
菅沼「歩いたり、走ったりすると、ものすげえ力がかかるんだよと聞いたことがあるじゃあないですか。え、それじゃあ、何故、関節は無事なの? と」
高峰岸「うん、思ったな」
前橋「そうそう、それも副腎様のおかげだよ!! 副腎不全になったら、日常の動きだけで関節痛みまくりだからね!!」
高峰岸「副腎、すげえ…。ありがとう、オレの副腎」
菅沼「副腎、けなげですよ。みんなの関節が痛まないのは、副腎様のおかげなんですよ。それなのに、『副』とか言われて!!」
城「縁の下の力持ち的臓器だね☆ よっ、ステロイド!!」
高峰岸「ステロイドだなあ…」
菅沼「ステロイドですねえ…」
前橋「何、この会話」