城さんに聞くタイムスリップ対策2。

菅沼「城せんぱい、痛くないのはないですか?」
城「あれだ。担当医が言ってたのは、タイムスリップしたらまた別のところに飛べばいいんだよって。哀しい思い出から面白おかしい思い出に飛べと」
菅沼「タイムスリップをもってタイムスリップを制すですか!!」
前橋「いいこと教えてるじゃあないか」
城「いやあ、でも、考えようと思うよりか、手を噛んだほうが直接的で早いかなあと思って」
高峰岸「もう、女の子でしょ!?」
菅沼「高校のとき、眠さ対策として、シャーペンの芯を自分の手に刺す女子がいましたね。引きました」
高峰岸「うーん、つねるくらならまだしも」
前橋「刺さったら、取れないらしいぜ。小学校で聞いた話で、鉛筆の削ってない平なところに画鋲をつけて、ダーツみたいにして遊んでいた子たちがいたらしくて」
城「わあ、どこに刺さったんだろう?」
高峰岸「何、わくわくしてんの?」
前橋「目だって。あと、尖った鉛筆で指の間をとんとんする遊び。その鉛筆の芯が手に刺さって、芯が取れなくてまだ手の中に残ってんだよねという」
高峰岸「何、その危険な遊び!?」
城「ボールペン一本で、あんなこともできたよね!!」
菅沼「ああ、城せんぱいが言っている“あんなこと”の内容が解ってしまいました」
前橋「ああ、そういうドラマとか小説とか、多いよね」