統の読書歴と、菜苗の本の趣味。

七夕「なあ、栄。統は、今の七夕くらいのとき、何、読んでた?」
栄「世界名作劇場に出てくるやつみたいな」
菜苗「え、何それ?」
栄「嘘やん、菜苗と僕、同い年やで?」
菜苗「うん? 私、2018年生まれだよ?」←公式設定。
栄「ああ、知らんか…」哀しい目。
七夕「ああ、いちばん、あれなキャラはセーラだって、栄、言ってたよな。うちのお父さまも、同じこと言ってたから覚えてるよ」
栄「うん、あれはあかん。あんな女にだけは、なってはあかん」
菜苗「名作なのに、そんな子が出てくるの? 逆に気になる!」
栄「ええ〜…」
七夕「菜苗だって、もっと欲しい本あるだろう?」
菜苗「じゃ、ちょっと見てこようっと。将棋の本はどこかな〜」
栄「渋いなあ、相変わらず…」
菜苗「詰将棋、暇つぶしになるよ!!」
栄「僕は、チェス派やからなあ…」
七夕「七夕は、今、この時期に得意な詰め込み暗記をがんばっているから、そんなことして遊んでいる暇はないんだ。別に、特に好きでもないし」
栄「そうそう、それでええんや」
菜苗「ええ、将棋楽しいのに」
七夕「菜苗は、化学バカが好きだからなあ」
栄「ああ、剣道してはるんも、化学バカ好きだからやったもんなあ」
菜苗「いいじゃん、将棋して、剣道したって!!」
栄「せっかく、母親に似て和風美人に生まれてきたんだから、もっと女子っぽい趣味も持ったら?」
菜苗「えっ、女子っぽい趣味…」立ちつくす。