女子2人に担ぎ上げられた米谷さん。

指導医「で、皋先生に、安曇野先生。化粧の問題は、どうなったかな」
安曇野「その件について、同僚の研修医、米谷先生からの提案があります」
指導医「は…?」
米谷「あの、今から化粧変えたら、医療従事者用パスの顔写真と実物が変わっちゃいますよ? まだ4月なのに、それはどうなんでしょうか?」
指導医「……」
皋「それに、お化粧してないほうが、患児とも思う存分、遊べると思うんです!!」
安曇野「私は、医者ん中に、ひとりくらい魔女っぽい人がいたほうが、注射や投薬なんかで言うこと聞かねえガをこらしめるのにちょうどいいと思うんです」
米谷「独身なのに、『先生は、お子さん3人くらいいそうですよね』なんて、アホほど言われました…」
指導医「うん、解った。もういいよ」
皋「やったー!!」



米谷「きっとあの先生、陰で泣いてるな…」
皋「え、なんで…!?」
安曇野「きっとこのグループ編成は、私ありきで考えられていると思うのよね。基本的に女子は2人で1組でしょう。私を御しきれる女子は果枝つんていうことになって、それじゃあキャラが濃すぎるからということで、抜群の安定感、三十路の研修医やーたんを選んだのね。そして、男だけども年齢的に体力不安が懸念されるやーたんを補うために、運動バカのあいつを組み入れたと」
皋「おお、完璧なグループ編成!!」
米谷「本当に大丈夫なんだろうか、この班…」
以下、読了。

神様のメモ帳 3 (電撃コミックス)

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