あずみんのメイクを薄くしてみよう。

皋「ま、私のお化粧については、これくらいにしといて。今度は、せせらぎちゃんだね」
安曇野「ああ、私、子供の頃、『安曇野せせらぎっぽい顔だね』と言われて、とても傷ついた経験があるのよ。古傷だわ」
皋「今は、全然『安曇野せせらぎ』っぽくないから、大丈夫だよ!!」
安曇野「目のハイライトが映らないように、こんなにくそ重たいつけまをつけているというのに。解ってないわ、オーベンのやろう」
皋「そうだよ、私のように化粧したほうが素顔より恥ずかしい人もいれば、化粧をしてもなお人前に出るのが恥ずかしい人だっているのにね!!」
安曇野「果枝つんたら、とても心優しいわ」
皋「せせらぎちゃんと私の仲じゃあん☆」
米谷「お前ら、そろそろ仕事しろよ」
皋「ねえ、米谷さんは、私たちのメイク問題についてどう思う?」
米谷「……。似合ってれば、別にいんじゃね?」
安曇野「やーたん、さすが!! 一般企業で働いていただけあって、人生経験がくそおーべんとは、全然違う!!」
皋「リアル『37歳で医者になった僕』!!」
米谷「まだ37じゃないよ!!」
安曇野「大丈夫、37歳のお誕生会は、研修医仲間で盛大にお祝いしましょう!!」