白衣を普段使い。

城「そもそも菅沼くんは何故に綿100%の白衣をそこまで所望するの?」
菅沼「普段使いしたいからです!!」
高峰岸「いや、コンビニくらいだったら白衣着たまんまでも行くけどさ…」
前橋「はっ!! 幸くん!? それ、幸くんと一緒だよ、菅沼くん!!」
城「出た、幸くん!!」
前橋「幸くんはきっと基本的に何か羽織るのが大好きなんだね☆ 基本的に白衣、まあ、冬は寒いから家では半纏を羽織っていたよ。しかも、別に学校行くんでもないのに、白衣を羽織っていたから、小雪ちゃんから『自分が医学生だということを誇示している嫌みなやつだ』的指摘をされて、それはもうショックを受けていたっけなあ☆」
高峰岸「何故、そこまで、白衣を愛しているんだ…!?」
前橋「うん、まあ、単純に鞄を持ちたくないからだったんだけど」
高峰岸「白衣を普段使いと言えば、高校で理科の先生や美術の先生が白衣を着ているのは、まあ、意味がわかるんですけど、国語の先生が着るのは何故なのだろう…?」
前橋「え、あれ、テストを隠すためじゃないの? 白衣の中に隠してきたのは、まあ、さもありなんって感じだったけど、さすがにズボンの裾に隠してきたのには驚いたっけなあ☆」
城「チョークの粉よけ…?」
菅沼「ええ、それなら数学のほうが被る粉の量、多くないですか? 某高校の数学の授業では、黒板3面を使うそうですし」
前橋「ああ、うちは2面だったけど、あれ、面倒くさいよな…。前向いたり、後ろ向いたり…。ノート、取りづれえよ」
城「普通教室も理科室みたいに黒板ガラガラ〜ってやつにできないかな?」
高峰岸「スペース的に無理だろ。前のやつ、黒板見えねえよ」