あずみんから聞いた聡明。

前橋「へえ。やっぱり、そうだったんだ☆」
安曇野「なんか、学内でこういう人見かけると嬉しくなっちゃいますね!!」



菅沼「前橋教授が学部の女子を連れこんで、楽しそうに談笑していらっしゃる!!」
城「先生って、本当に変な子好きだよね」
高峰岸「お前が言うな!!」



前橋「ああ、そうだ。精神科の本匠綾綺くん。知ってる?」
安曇野「実は隠れ美青年だらけの精神科ですね!! もちろん、チェックしています!! むしろ、精神科に行こうと思ってますよ!!」
前橋「うーん。君が精神科医になるのはいかがなものかと思うが…。まあ、好きな診療科目でがんばってね。法律上、選ぶ自由はあるから」
安曇野「え、まさか、あのいつも不機嫌そうな彼にも例の傷があるのですか…!?」
前橋「まあ、自分でやったんじゃないんだけどね。高校生のとき、ふたごの妹さんに割れたガラス片でやられたんだって☆」
安曇野「なんですか、その精神科の教科書ちっくな話!!」
前橋「ふふふ。実は、彼のお父さんがふたごで論文をいっぱい出してるんだなあ。それで、これが論文をまとめた本☆」
安曇野「わあ、ほんとだあ♪ いやあ、こういう本って超テンションあがりますよね!!」



城「でも、なんか十中八九、あんぐらな話題ぽさげ」
菅沼「毎日、アホ毛を作る女子があんぐらじゃなくて一体何があんぐらなんですか!? 僕は、逆に城せんぱいに聞きたいですよ!!」
高峰岸「あの子の鞄の中身、見たら、ちょっとなんかありそうだよな…」
城「きっと、菅沼くんのノート並みに楽しいことになってるよ!!」