菅沼くん、懐かしの青色発光ダイオード。

菅沼「青色発光ダイオード」ぼそり。
城「ああ、今、熱いよね!!」
前橋「……」
高峰岸「まさか、何の話だか、解らないでいるんですか!? 教授なのに!?」
前橋「高峰岸くんや。この際、僕が教授かどうかは関係ないよ。菅沼くんの話の振り方を考えていたのだよ」
城「え、あれじゃない? 菅沼くん、ノーベル賞取りたくて医学部入った人だとかそういう…」
菅沼「青色発光ダイオード自体は、熱くならないのに面白いなぁみたいなことですかね…。それはそうと、なんだか奇跡的に、下宿にあった教科書」
高峰岸「何の教科書…?」
菅沼「高校の英いちの教科書だけあったんですけど、確かに高校時代、英語の時間に青色発光ダイオードの話を読んだのですよ。でも、英いちには該当する読み物がなかった…。まさかオーラルコミュニケーションですかねえ…?」
前橋「おーしーで、そんなこめんどくさい話はしないでしょう」
城「それも、そうですね」
高峰岸「おーしーをばかな子みたいに言わないで!!」※おーしーの気持ちを代弁。
城「高校英語と言えば、らいてぃんぐもありました」
前橋「ぐらまーは?」
城「ぐらまーは確か正式な科目ではなかったはずです」
高峰岸「ん、じゃあ、英にだよ。英にの教科書」
菅沼「なんだか、うちの高校の理数科の教科書は、英語科も使っている五段階中上から二番目のレベルの教科書だよ、とそういう業界の人が言っていました」
城「それで、上から一番目の英語の教科書はどんなに面倒くさいのかと、菅沼くんは夢想したわけだ」
菅沼「まあ、そうですね」
前橋「高校時代の教科書と言えば、大学に入って、高校時代の政経の資料集持ってきな、と言われたときには大変驚いた。だって、皆が皆、通学生だと思ってんだよ、その先生ってば!!」
高峰岸「まあ、それは、確かに、配慮に欠けていますねえ…」
前橋「あれ、何の授業だったんだっけ…。なんか、こう、法律系…?」遠い目。