お外で遊ぼう。

城「ていうか、前から思ってたけどさ、高峰岸さんって何で日常的にスキーウェア着てくるの?」
高峰岸「お気に入りの上着を汚いからという理由だけで、母親に捨てられたからだ」
菅沼「え?新しいの買えばいいじゃないですか」
高峰岸「これが、男の矜持だ」
前橋「違うだろ」
城「んじゃ、私は甘酒買いに行ってくるんで☆」
高峰岸「あいつ、買い物に行ってばっかだな」
城「聞こえてるんだからね!ふんだ、誰がお前の分なんか買ってきてやるか!!」
高峰岸「こっちこそ、いらねーよ!!」※何故か、涙目。
前橋「もう、けんかは良くないよ?あっ、菅沼くん、雪だるま作ってるー。かわいいw」
菅沼「この子、春になったら溶けちゃうんですよね」しゅん…。
前橋「大丈夫だよ。また、来年になったら会えるからね」背中トントン。
高峰岸「今日の菅沼、ホントにおかしいんだけど」



城「あー、うまい。うまい。イケメンな師弟関係、おいしいわー。これを肴にいくらでも甘酒飲めるわー」と言いながら、写真を撮る。
高峰岸「お前…」
城「これで、どっかの寺好きがイケメンだったらなー。あの人のせいで、うちの研究室内のイケメン度が激下がりしてねー。大体、二重まぶたのクセにもっさりしてるってどうなのよー。一重の女子の苦労わかってんの!?バカにしてるんでしょ。上がりにくいまつげを頑張って上げてもまぶたで隠れちゃうのよ。アイラインひいても見えないしー。二重の女に比べてどんだけペンシル減りが早いと思ってんのよ」
高峰岸「お前、酔ってるだろ…?」
城「あんたの分のウィスキーはないわよ」
高峰岸「あれっ、やっぱり飲酒してる!?」
城「バカね、冬はウィスキーに決まってるでしょ?ここは、ロシアよ?」
高峰岸「いや、京都ですけど…」



つづく…?