雪合戦、と見せかけて前橋教授のトラウマ。

高峰岸「おはよーございまー…」
菅沼「前橋教授!雪、雪積もりましたね」超笑顔。
前橋「そうだねー。よかったねー」頭をなでる。
城「むう、こんなことで菅沼くんのテンションが上がるだなんてしらなかったわ」
高峰岸「なんだなんだ。雪だるまでも作ってから仕事始めるか?」
菅沼「えっ、雪だるま!?…は、ちょっと恥ずかしいかなあ」
前橋「そうかそうか」微笑む。
城「なんか、先生、初孫を見守るおじいちゃんみたくなってますよ?」
菅沼「じゃあ、雪合戦しましょう」
高峰岸「三十路にもなってそんな体力勝負やってられるか!!」
菅沼「ひどい…。高峰岸さん、ホントは僕のことなんか嫌いなんだー。せーんせいに言ってやる!!せんせーい、前橋せんせーい!!」
前橋「わあ、『教授』から『先生』になった!!着ボイスにしたいから、もう一回言ってくれる?」
菅沼「ええっ!?僕の笑顔はタダじゃないんです。減るもんなんです。だから、そんな好きな先生にじゃれてるみたいな証拠、残してやらないんだからっ!!」
城「今日の菅沼くん、なんか甘えん坊キャラになってるけどどうしたの?頭でも打ったの?」
前橋「いいんじゃない?それはそれとして。可愛いから」
高峰岸「うわあ、医学部の教授とは思いがたい発言」
前橋「いやあ、ちょっとねー。この時期は地元の学校では、スキー教室の時期でね。*1僕の高校では、スキー教室に出席しないと体育の成績がつかないという暴挙があってね。それでいまだにうらみつらみがあるわけだけれど」
城「思い出したらイライラしてきちゃったんですか?」
前橋「いや、まあ、学校側の意図はわかるんだよ。そうまでしないと、試験が近いからって理由で、休んで勉強するバカがいるからってね。でも、強要するのは違わないか?そうだよね、高峰岸くん!!」
高峰岸「何故、オレにふる!?」
城「だからー、勉強ばっかしてないと碌な成績も取れないようなバカが嫌いなんだよ。先生は。で、言ってることはおかしいけど」
菅沼「うーんと、城せんぱいにだけは言われたくないと思いますけど?こほん(咳払い)。あ、高峰岸せんぱい?多分だけど、前橋教授は怒ったら怖いタイプですよ?」
高峰岸「もう、わかりました!!雪合戦やりましょう!!」
一同「わーい、やったー☆」



つづく。

*1:マジです。風邪やらインフルエンザで参加できないと、後でまたスキー場に行かなければいけません。ちなみに、その時には友人がいないので、精神的に相当な地獄らしいです。スノーボード選択の場合は、スキー教室の前にも一度練習に行くそうだけど、まあ、そっちは友人がいるので楽しいそうです☆