医学部女子、明と暗。

前橋さんとこの研究室。
皋「お邪魔しま~す☆」
安曇野「ふふ、懐かしいわね…。2人でここに来たのって、学生時代のことだものね?」
前橋「そうだね。あ、生八つ橋の皮を焼いたのって、確か皋さんに見せるためだったよね!?」
菅沼「な、なるほど…」
高峰岸「あれ、城はどこに…?」
前橋「あ、ごめん!! 城さん、本当にごめんね?」
研究室の隅っこのほうで、体育座りしてかたかた震えてる城さん。
菅沼「はっ…!?」←気付く。
高峰岸「あれか!!」←同じく。
前橋「大丈夫だよ、城さん!! だってね、学年で一番明るい女子と一番暗い女子がこんなにも、仲良しさんなんだよ!? 夢があるじゃあないか!! ねえ、そう思うだろう!? 高峰岸くんに、菅沼くんや!?」
高峰岸「そうだよ、城。なぁ、菅沼…。何故、お前が泣く…?」
前橋「そりゃあ、泣きもするよ。だって、菅沼くん大学から友達いないもの!!」
菅沼「城せんぱい、いいんですよね。だって、大学って、勉強しにくるところですものね!?」力説。
城「私、がんばる…。かも、しれない、な…」