『水車館の殺人』、連立方程式。

以下、読了。

↑続きの本がすでに二回遅延してごめんなさいメールくる。待っていると来ない。
読後感がおしゃれ。森博嗣は、犯人の思考がおしゃれだけど、これはもうトリックがおしゃれ。三元の連立方程式が解けた時の、まさにあの解放感!! Xの正体がわかると、YとZもおのずとわかるぜ⭐️
やはり、この世界のミステリ好きは、江戸川乱歩を読んでいる。(←※米澤穂信も読んでいる)トリック類例を読んでいると、『十角館の殺人』のキャラが出てくる。
「ギャンビットは、ギャンビットなんだからギャンビットとしか訳せないの!!」と混迷を極めたらしい翻訳する探偵小説家たち。明治時代は、独自に言葉作ったからな。すげえ。ギャンビットは、ギャンビットです。
館シリーズ十作目」は、「有頂天家族三作目」と同じなのか。滅茶苦茶面白いのは、確定。