なーくんの、お腹の音。

和歌山一二三ゼミ研究室。響き渡る腹の音。ぐるぐる。名寄、立ち上がる。
名寄「あぁっ…‼ さっきから、ぐるぐる、腹の音、うるせぇ…‼」
一二三先生「ま、まぁ、名寄。お腹が鳴る時だってあるさ。……。落ち着いて? な?」どうどう。
名寄「……」一二三先生を一瞥。「はぁ〜っ…」着席。
一二三先生「鷺沼、名寄が冷たいよ…?」
鷺沼「大丈夫。それは、いつものことです」きりっ。
名寄「このお腹は、一体、どうしたいのでしょうか…?」お腹に手を当てる。
鷺沼「大丈夫だって。ノロウイルスん時は、もっと明らかにぎゅるぎゅる鳴るから。ノロウイルスではない」
名寄「……。キシリトールかな…?」