バジル、行方不明。

米谷「まじ、バジル、行方不明…」うなだれ、手で顔を覆う。
皋「摘んどいたバジルが行方不明になったのかい? 大丈夫、よくあることだから‼」
米谷「うん。家族の誰かが、風強いのに網戸にするから、もう行方不明…」
朝霞「何故、解る…?」
安曇野「美稲くんからもらった種でしょう? バジルはとりあえずトマトに合うよ☆ っていうあれ」
米谷「もう、嫌や…。せやかて、バジルさん、葉っぱよう摘まんかったら、次の子が生えてこおへんのやもん…」
皋「そうだぜ、バジルさんは、こちらがどれだけ摘むかによって、どれだけ採れるかがかかってるんだよ‼ もうすぐ寒くなっちゃうから、今がラストスパートかけどきなんだよ☆」