「耳引っ張ると、すごく良いから‼」。

朝霞「痛い、痛い‼ 何これ!?」
米谷「やぁ、朝霞くん。……。何してはるん…!?」
皋「耳引っ張ってたの。なんかこう、リンパがどうたらこうたらで、すごく良いとちまたで噂の」
米谷「……。ゆほびか…? 昔、電車で見た広告につられて買ったことがあったっけ…」
安曇野ゆほびかは、いいわよ☆ 朝、スッキリ‼ でやってたから、耳引っ張ってみたの。思いの外、痛くてしばらくダメージを受けていたのだけれど、これは小脳弱い系の人にもものすごく良くてよ!? もう、耳引っ張ると、ものすごく良いから‼」
朝霞「たまに耳動かせる人いるけど、そういう人は痛くなさそうだな。筋肉使ってるから」
米谷「あぁ、ベロ回し体操、初回、人生突然発症の筋肉の痛さを味わったからな…」
皋「コロッケさんは痛くないよ‼」
朝霞「だろうね☆」笑顔。
安曇野「高校の時なんか、今日は階段三階まで何回往復しなきゃならないって数えるだけで、めらんこりーになっていたものだったのに…。まさか、耳を引っ張るだけで、重力過敏が治るだなんて‼」
朝霞「耳を引っ張れば、稲荷山登頂まで行けそうな気がするよ‼」
皋「朝霞とせせらぎちゃん、半分まで頑張って帰ったもんね」
安曇野「何故なら、帰れなくなるからね‼ 下りのが、筋肉使うから‼」
米谷「上りは勢いでいけるけど、下りは結構大変やからな…」