「ガウチョ、やめたら?」

皋「救急に、脚、骨折した人が来てさ」
朝霞「うん」
皋「ガウチョはいてて、家に入るときに、がってなって転んだんだって」
米谷「ガウチョの呪いや…」
安曇野「せせも似たような経験があるわ。某商店街の二階に無印良品があって、エスカレーターor階段で移動するのね。袖がガウチョみたく広がったコート着てたから、階段の手すりにがってなって危ねぇなぁって」
皋「それは、危ねぇなぁ‼」
安曇野「それもあって、可愛かったけど、そのシーズン限りで捨てたのよ」
米谷「『本当にあった医学論文4』に載らへんかな…」
安曇野「誰かが医学論文にすれば載るんじゃない」
朝霞「あの世界一短い医学論文、怒られなかったのかな…」
米谷「あれはもう冗談やからな…」
皋「患者さんに、『ガウチョ、やめたら?』って言いたかった…」
朝霞「言わなかったの?」
皋「言う前に、『町家暮らしがお洒落しちゃあ駄目ですか!?』と涙ながらに訴えられたのでさすがにちょっと…」遠い目。
米谷「大変やな、町家暮らし」
朝霞「段差がね」