「普通に、唇青い」。

安曇野「うわあ。普通に、唇青い」
皋「ほんとだ。プールでがたがたぶるぶる震えてる人の唇だよ、それ」
安曇野「口紅、塗らなきゃ」
美稲「そっち…!?」
朝霞「僕が買ってあげた服薬ゼリーは!?」席立つ。
安曇野「服薬ゼリーは、やはり、服薬時にとっておこうと思って。でも、ロキソニンバファリンもわりかしすぐ溶けるし」
皋「バファリンの半分は優しさでできてるからね‼ 錠剤苦手な人にも優しい‼」
米谷「話戻るけど、『普通に』ってどういう意味なん?」
安曇野「あぁ、若者言葉の『普通に』は、『一般的に』くらいの意味よ。せせが高校生の頃の即戦ゼミ3の最初の問題が『It is natural that…』だった、あれよ」
米谷「あぁ、『普通に面白い』ってどういうこと…? って、大人が困ってはってな…」
皋「即戦ゼミなぁ…」遠い目。
朝霞「一気にやると、精神やられるよな、あれ」
美稲「よく英語の小テストで泣いた」
米谷「美稲くんは泣かんやろ。オレは泣いた」