ささくれ、成す角α。

名寄「乾燥で爪が割れるって、正直、なんだよって思っていましたが割れました」
鷺沼「割れてしまったようだな。そいつ、その割れたところまでつめが伸びない限り割れたままなのだな。気の毒に」
名寄「まぁ、乾燥というか、ひっかけて裂けたんですけどね。つめ。ささくれは、つめが裂けるバージョンと皮膚が裂けるバージョンのふたつがあるのですね。まぁ、両方、引っ掛かって、さらにさらに裂けていきますがね。食器洗いのスポンジ、ネットにひっかかります」
鷺沼「皮膚は、縦に筋が走っているからな。ティシューと同じさ。裂けたいときにどんどん裂けていく。だから、ちょきんと根本で切らないと、どんどん悪化するだけだぞ。名寄」
名寄「両方、爪切りで切ったのですが、どうにも限界があります。皮膚のほうは、途中までしか切れないか、もしくは持っていかれます。どちらもより裂けていく方向に進むのです」
鷺沼「まぁ、冬だから仕方ないということで」
名寄「でも、こいつ、縦に裂けるはずなのに、つめに対してささくれが成す角αができてしまったのですよ」
鷺沼「sin、cosでも求めるのか!?」
名寄「まさかこんなところに数学が‼」
一二三先生「お前ら、ささくれでどんだけ盛り上がってんだよ」