心マみたいな、リンパマッサージ。

皋「せせらぎちゃん、ピラティス頑張ってる?」
安曇野「6か月目がまじで辛すぎる。辛すぎて週3回ルールが初めて守れなかったの…」しゅん。
朝霞「ピラティスか、僕も病弱だから子供の頃母さんにやらされたよ」
米谷「病弱と関係あるん?」
朝霞「これ、もともと怪我したり病気したりした兵隊さんがやるリハビリだから」
皋「ピラティスさんが考えたからピラティスなんだぜ☆」
米谷「へぇ、そうなんや」
朝霞「たいして辛くなさそうなのに筋肉つくよな」
美稲「あぁ、演劇部でも腹から声出てはったもんなぁ」
安曇野「ヨガは腹式呼吸ピラティスは胸式呼吸で、逆にえ? ってなったわね」
朝霞「肺活量って、肺そのものよりそのまわりの筋肉の問題だよな」
安曇野「今なら横笛吹けるかしら。せせの地域の横笛、がちで竹製だから運動部でもない吹奏楽部でもない人にはふしゅーふしゅーとしか鳴らなかったのよね」
皋「……」遠い目。
米谷「どうした、ボーダーちゃん!?」
皋「ずっとタンギングがなんなのか解らずじまいだったなぁと思って」
米谷「えぇ、え? 低音のドが出せればええやん」
朝霞「出なかったな、低音のド」
安曇野「ちょっと尺八的な音の出方になってしまったわね」
皋「なんかピラティスから離れちゃったね」
安曇野「あぁ、うん。そうね。最終的にリンパマッサージ、オペ中の心マ並みに腹をもみしだくのよ。あの直接心臓にぎるやつみたいにね。で、次の日までお腹痛かった」
美稲「いや、そらそうやろ」
皋「無理矢理、内蔵を動かすんだね‼」
朝霞「食後すぐはやめてね」