朝霞の、上の先生。

皋「そう言えば、朝霞の『上の先生』って誰?」
朝霞「うん? 朝比奈先生だよ」
安曇野「『ダブルあさが来た』とか言われてそうね」
美稲「何年か経ったら、なんのこっちゃやけどな」
米谷「学生とか特に言われそうやな」
朝霞「両方、名字が朝から始まるから、なんか周囲が困惑しているのが、手に取るように解るよ」
安曇野「じゃあ、くなたん、『水鶏先生』でいいじゃない」
皋「えぇ、下の名前は呼ばれたくない人なんだよ、朝霞」
米谷「あぁ、そっか」
朝霞「まぁ、水鶏先生でもいいけど、今度は水鶏という漢字が読めない人がね」
美稲「そっちか…」
皋「朝比奈先生って、あの少年漫画の主人公みたいな人?」
朝霞「そうだよ」
米谷「意味が解らないんやけど?」
安曇野「朝比奈先生は素晴らしいわよ。この人見知りのせせが、ためらいなく会話できる数少ない先生だからね‼ 人見知りさんは裏表のない人をかぎ分けて大丈夫そうな人とお近づきになるのよ☆」笑顔。
美稲「オレは苦手やな」
米谷「なんか解る」
皋「テニス部だったのに?」
美稲「そう、テニス部やからかな」