「なんで転んだか解らないのって、恐ろしいわね」。

美稲「……。どうしたんや、安曇野さん!?」二度見。
安曇野「転んだ」テンション低め。
米谷「大丈夫か、あずみん。痛いの痛いの飛んでけしてあげよか?」めっちゃ優しい。
安曇野「怪我はそんなに流血していないし大丈夫。でも、心が痛いのよ」
美稲「大丈夫です、米谷さん。この子、大丈夫です」まじ。
安曇野「なんで転んだか解らないのって、恐ろしいわね」さらりと。
美稲「そ、それは、恐ろしいな」
安曇野「まぁ、一回なら、大丈夫よね☆」笑顔。
米谷「同じところ三回怪我したクラスメートいたな。あいつ、大丈夫か!? って、内心、クラス全員が思ってたと思う」
安曇野「まぁ、普通に理由不明ってことは、周期性四肢麻痺っぽいけど」
美稲「強く生きるんやで、安曇野さん‼」涙目でガッツポーズ。
安曇野「……。うん」遠い目。