洗濯かご、また溶かす。


安曇野「洗濯かご、また溶かしました」テンション低い。
皋「今度、新しいの買うときは、溶けない素材にしなよ」
米谷「多分、実家のプラスチック製だけど、ストーブの前に置いても溶けたことはないで?」
朝霞「これ、素材何?」
安曇野ポリプロピレンよ」
美稲「その素材を聞くと、果てしなく無印良品を連想するなぁ…」
皋「あっ、朝霞ん家の洗濯物、あれだよ‼ 白い袋‼」
安曇野「せせ、昔、某理由で、それ水没させたから、ちょっと心理的抵抗があるのよね」
美稲「えっ、水没!? どういう状況なんや…」
米谷「あっ、あずみんの言いぐさから、理解した。もう皆詳しいことは、聞かないであげて」
皋「あぁ、集合ポストに、もりもり入ってくる広告がカード型で磁石になってるやつか…」
安曇野「ご明察よ☆」
朝霞「うん、僕も理解した」
美稲「えっ、何!? 気になる‼」
米谷「あぁ、うん。美稲くん、実家暮らしやもんなぁ…。でも、聞かないであげてな、ほんまに」
安曇野「そうよ、聞かないでね。美稲くん」
朝霞「しかし、僕ん家に来る度に、あずみんが嫌そうな顔して、あれを見つめていた訳が解ったよ。今度から、隠しておくから」
安曇野「うん、ごめんね。そうしてくれる」