きりつせい、ていきあつ?

安曇野「あっ、目の前が白い…」
米谷「大丈夫、あずみん?」
安曇野「これは、あれね。ええと、起立性てい、き…?」
皋「起立性定期券‼」
美稲「意味不明やし…。起立性低血圧やろ」
朝霞「ていうか、起立性低気圧とでも言い間違えたんだろ?」
安曇野「だって、考えてもみて。子供時代を振り返ってみたら、圧倒的に低血圧よりも低気圧のほうが馴染み深いわ‼」
美稲「うん、まあ、それは確かに」
皋「で、具体的に起立性低気圧ってなんだろう?」
美稲「そんな医学用語はありませんから」
安曇野「ええと、天気を司る神様が起立すると、低気圧だよ? みたいなことかしら」
皋「じゃあ、座ると高気圧なんだね‼」
安曇野「そうね、きっとそうだわ☆」
米谷「恐い。女子の会話が恐い」
朝霞「過ちを認めたくないだけなのか、まじなのか」