前髪クネ男が、結城新十郎。

安曇野「知らなくてもいいことを知ってしまった!!」
米谷「……。ああ、うん、そっか…」
皋「そんなに、警戒しなくても。違う診療科だし」
米谷「はい。おじさんだからね、内科だよ」
朝霞「米谷さんのみ、内科仲間!!」
美稲「オレんとこは、外科でもなく内科でもなくって感じやな。また、仲間はずれ!?」
安曇野「美稲くん、知ってた!? あの前髪クネ男が、結城新十郎を演じていたのよ!?」
美稲「いや、前髪クネ男が、結城新十郎を演じていたわけではおへんから」
皋「何の話してるの、二人して」
米谷「……。呪文?」
安曇野「違うのよ。作品内の時系列で言うとね、『あまちゃん』の中で地震があったでしょう。それで、『UN-GO』の中で、それについて言及しているところがあるの。よって、前髪クネ男が結城新十郎を演じていることになるのよ。ほら、そうしたら、チャラチャラした軟派男が、無頼派きどりやがって!! きぃ〜、何が『生きよ。堕ちよ』よ!! って、腹が立ってくるでしょう?」
米谷「ねえ、だから、呪文にしか聞こえへんのやけど…?」
安曇野「あ、うん、あのね。だから、こういうことがあると、『新しい術式なんか覚えられな〜い』って時に、やる気が出てきていいよね♪ って話」
米谷「そういう話やったん!?」
安曇野「うん。ノーベル賞もらったおじさんもよく怒ってるし」
朝霞「そうだね」
皋「え、誰の話!?」
米谷「ニュースくらい見ようや、ボーダーちゃん」