白衣、眩しすぎ。

お外。
安曇野「いやあ、白衣、眩しい‼ 光が、びかーって‼ 目が、痛い‼ 助けて、美稲くん‼」
美稲「……。誰かと思えば、安曇野さんやないか。白衣、眩しいなぁ。この季節になると。まさにレフ板やもんなぁ。眩しい、眩しい」
安曇野「でも、くなたんの眼鏡は、シルバーフレームだから、より眩しいのよ」
美稲「た、確かに」
安曇野「大変ねぇ、くなたんも。眼鏡は、眩しい。白衣も、眩しい。日焼け止め塗ったら肌が負ける。黒い服で予防しようと思いきや、職業柄そうもいかない。そのせいで、アレルギーでぷつぷつに」
美稲「あと、朝霞、汗ようかかれへん子ぉやし」
安曇野「ここ、京都なのに‼ 盆地なのに‼」
皋「あれ、せせらぎちゃん、コンビニ帰り? 美稲と仲良しさんなの?」
安曇野「ちょっとね、夏のくなたんを思ったら、切なくて切なくて」
皋「あぁ、夏長いもんね。京都」
美稲「まぁな…」
安曇野「なんだかんだ言って半年くらい、結構夏よね。桜咲いてから、紅葉するまで」
美稲「夏が、夏が、長い‼」