栄くんは、魚介類好き。

七夕「なあなあ、菜苗。栄って、食べ物何が好きか知ってる? 紅茶が大好きで、抹茶の加工品が嫌いなのは知ってるけども」
菜苗「あぁ、そう言えば、選択理科でほたての解剖終わってから、そのほたて焼いてみんなで食べたんだけど、ものすごく喜んでいたわね」
七夕「ていうか、何その授業」
菜苗「選択教科だからできるのよ。通常授業でやったら、どれだけほたて買わなくちゃあならないんだって話になるわけよ」
七夕「栄、ほたてが好きなのか」
菜苗「ほたてというか、魚介類全般好きよね。栄くん。しかも、魚以外のやつのほうが好き」
七夕「前に、エビピラフ作ってくれたしな‼」



七夕「栄、ほたて好きなの? 菜苗に聞いた」
栄「あぁ、理科の授業な。あんなんばっかりやったら、ええのにな」
七夕「それは、もうただの家庭科だろ」
栄「ほたてはな、統が僕にくれはったから好きなんや」
七夕「それ、ただ単に統がほたて嫌いだったんだろ」
菜苗「七夕くん‼」←遠くにいた。
七夕「なんだよ。菜苗。だまって、詰め将棋しとけよ」
菜苗「……」なんか疎外感。