「肺塞栓」と、答えたら…。

米谷「うぅ、ひっくひっく…」すみっこで泣いている。
皋「どうしたの、米谷さん。私がちょっと出かけている隙にそんな泣いたりして」※優しい人。
米谷「オーベンオーベンが…」
皋「女子大出身を事ある度にアッピールしてくる大野先生ね!?」
安曇野「あ、果枝つん。お帰りなさい。図書館の帰りね。……。また泣かされたの、米谷さん…」ローテンション。
皋「せせらぎちゃんも一緒に励まして!!」
安曇野「わっつろーんぐ、みすた一まいや?」
米谷「肺塞栓だと思いますって答えたら、ブチ切れられた…」
皋「『肺血栓塞栓症』だよ、米谷さん?」
安曇野「カンファレンスだから、そんなに怒られたのではなくって?」マジ。
米谷「だって、あの人、キレ方が半端やないんやって!! 『それじゃあ、肺のどこが詰まっているのかよく解らないよね。あ、そうだ。米谷先生、ちょっと肺塞栓してみてよ』って!!」号泣。
安曇野「……。どうやって詰まらせる気なのか…」真剣に考える。
皋「空気か、血か」素直。
米谷「だって、脳内ではこれは肺塞栓かなって考えるじゃん!!」
安曇野「やーたんたら甘いわ。前にオーベン連中とカラオケに行ったことがあったでしょう?」
米谷「うん、それがどうしたの?」
安曇野「あいつ、会話の端々できゃりーぱみゅぱみゅを正式名称で呼んでいた」
米谷「それ、現代版じゅげむやん!!」←落語好き。
皋「あ、それ、私思った。カラオケの時に」
安曇野「ま、その時に面倒くせえ女だなと確信したわ」