Wシリーズ読了、ただし2冊目除く。

以下、読了。

パワーワードだらけの一冊。西之園萌絵以来の強烈言葉遊び。
紅子から学びたかったことって、それか!! 絶対、ごっこ遊びして楽しんでいる真賀田四季博士。
「お前の顔が見たいのよ」こんなに面白い台詞が他にあるのか。カンナが人格を統合しないといけないのが、ものすごくストレスだったというのが、激しく同意。思春期のストレスって、言語化するとそうだよなぁ。人格がひとつだと、可能性が消されてしまうんだよ。作中のハギリ博士と同様、ワクワクで溢れて眠れなくなる。なんか、私は生物が好きだったのかと今さら気づく。
高校の生物、理数科なので、週7、5、5(高校1年、2年、3年)くらいあった。
担当教師の企みで、一週間くらい手品してから生物の授業をやっていたので、まるで生物の授業が面白かったような錯覚を受ける。
まぁ、だから、大学の卒論で、Wシリーズにも関連あるようなこと書いたんだな~と思い至る。
あと、やはり、私の時間軸は科学者と同じくらい。ハギリ博士が、研究で区切りつくのは、10年で一回だよねと言っていたが、小説書くのもそれくらいかかるよね。
高校がストレスしかなかったのは、時間軸の不一致だったのだな。人によって、5年とか10年かけて卒業できる制度にならないものか。どうせ長生きするんだから。
2冊目は、電子書籍かな。