ドラマ「ライオンのおやつ」、感想。

よくわからない時期からスタートしたドラマ「ライオンのおやつ」。そして、2話から観るパターンに。いつかまた再放送することでしょう。BSだと、雨降ると映らなくなるんだよ。
主人公の雫ちゃん役が、髄分、柔らかい雰囲気かつナチュラル系の服装で、原作のイメージとかけはなれていて「ん?」と思う。原作を読んでいて辛いと思ったのは、バタバタ人が死んでいくことに加えて、主人公の他人にも自分にも厳しい性格にあったのだと思う。健康な時ならまだしも、ホスピス入ってからもそんな態度でこの子は疲れないのかと、こちらが疲弊してしまうほど。だから、ドラマだと、あえてドジっ子キャラを強調したのでしょう。
雫がずっと苦手に思っていたあわとりすさん。あわとりすさんは病気になる前までは真面目な人生を送ってきて、病気になった後にちゃらんぽらんを演じるようになった人です。「私もあわとりすさんみたいになりたいけど、私はできない」という思いからの反発だったのか。