「コートが、ホコリくさい」。

安曇野「コートが、ホコリくさい」
米谷「クリーニングに出しはったら?」
皋「クリーニングでどうにかならなさそうなら、もう捨てなよ? せせらぎちゃん」
安曇野「だって、そうしたら、防寒着なくなるから‼」
皋「新しいの買えばいいと思うよ!?」
安曇野「こんな地味なやつ、葬式に着る以外に役立ったことがない‼」
米谷「やっぱり、要らないんや…」
安曇野「それどころか、このホコリくささは、まじで過敏性肺臓炎になりそう‼」
米谷「それは、危険やな‼」
皋「いっそ思い切って捨ててしまえば、新しいの買わざるを得ないよ!?」
安曇野「うーん、アウター…。一体、何を着ればいいのか解らない…。ていうか、もう、それは大学の時からだけど。そして、大学時代に買ったこいつ。大して着られることもなく、ホコリくさいからと捨てられる可哀想な子…」
米谷「か、哀しい…‼ でも、あずみんの肺の健康のためには、捨てないと‼」
安曇野「まぁ、このコートは捨てるとして、新しいの何を買えばよいのか…」